いのちのカギを握る皮膚!?

 

「皮膚は最も大きな臓器のひとつである」

 

 

 

 

え?そうなの?

 

 

 

臓器って、胃とか心臓とか脳とか肝臓とか、

 

 

 

見えない触れない場所で外部環境から守られている器官をイメージしていた!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外と内の境界線で、

 

 

 

胃が不調になると口の周りにぶつぶつができて、

 

 

 

日に焼けるとぺりぺり剥ける、

 

 

 

あの皮膚は「臓器」。しかも最大級の。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成人の皮膚は面積約1.6㎡(畳約1畳分)で重さは約3㎏だそうです。

 

 

(皮膚は何層にもなっていて、どこまでを皮膚と定義するかで重さも変動します。文献により6㎏や9㎏との記述もあります。…差ありすぎ( ̄▽ ̄;))

 

 

 

脳が約1.4㎏、肝臓が約1.2~2㎏らしいので、確かに最大規模と言えます。

 

 

 

腸の表面積はテニスコートに例えられますので、上には上がいますけれど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皮膚は知らない間に切り傷を作ったり打撲で青くなったり、

 

 

 

イライラしてつねったり喧嘩して叩いてしまったり、

 

 

 

かきむしって破ったりうっかりやけどさせてしまったり、

 

 

 

ほかの臓器に対して同じことをしてしまったら傷ついて

 

 

 

すぐ生命の危機に陥りそうなのに、皮膚ってそうでもない?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

胃は全摘出してもすぐさま命に関わることはないし、

 

 

 

肝臓は半分切り取っても基本的には命に別状はありません。

 

 

 

でも、皮膚は1/3を失うと体液の流出が止まらず死に至ります。

 

 

 

皮膚って結構重要な臓器なんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皮膚の働きは水分保持や体温調節やバリア機能など様々ありますが、

 

 

 

この大切な皮膚のケア、していますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

肌表面から約0.1~0.2㎜奥に真皮と呼ばれる皮膚を構成する層の一つがあります。

 

 

 

真皮は70%がコラーゲンと呼ばれるたんぱく質で占められています。

 

 

 

コラーゲンは皮膚の強度を保持していて、ハリや弾力を与えています。

 

 

 

 

 

 

この皮膚を元気にするコラーゲンを産生する働きを持っているのは繊維芽細胞。

 

 

 

線維芽細胞が活発に活動してくれたら、コラーゲンが作られ、皮膚が元気になり、

 

 

 

バリア機能の増強に一役買うことが大いに期待できます!

 

 

 

そしてバリア機能すなわち免疫機能が強くなれば健康カラダが目指せます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ところが残念なことにコラーゲンは加齢とともに減少してしまいます。

 

 

 

減少を予防するには作り出すこと!

 

 

 

その手段の一つに鍼施術があります。

 

 

 

鍼で繊維芽細胞を刺激すると、真皮の中でコラーゲンが作られる助けとなります。

 

 

 

皮膚の鍼ケア、選択肢の一つに加えてみてくださいね(*^_^*)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いつでも触れる最も身近な臓器、皮膚。

 

 

 

体中の皮膚をぐるっとはがせば3~9㎏のダイエットができるかもしれませんが、

 

 

 

命と引き換えの危険な減量方法ですのでお勧めしません。

 

 

 

大切に取り扱いましょう。

 

 

 

 

 

 


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