皆様こんにちは!
ARCLabo岡山店の片岡です。
ダイエットをするのにどんな運動を行ったらいいのか一度は悩んだことありませんか?
そこで今回はピラティスがダイエットに適しているのかどうかをお話していきたいと思います。
目次
1.ダイエットに適している運動
1-1.脂肪を燃焼させる運動
1-2.赤筋を働かせる運動
2.ピラティスとは?
2-1.ピラティスの歴史
2-2.ピラティスの種類
3.ピラティスとダイエットの相性が良い
3-1.ピラティスの効果
3-2.ストレスによる食事過剰摂取を抑制
4.まとめ
1.ダイエットに適している運動
ダイエットをする上で必要なことは食事+運動
特に運動は運動の種類や方法によってダイエットの効果も変わりやすくなります。
ではダイエットに適している運動は何か?
1-1.脂肪を燃焼させる運動
ダイエットの時何を減らしたいかというと脂肪ですよね。
脂肪は大きく内臓脂肪と体脂肪、白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞があります。
内臓脂肪 |
男性に付きやすく内臓周辺に存在 |
皮下脂肪 |
女性に付きやすく下半身につきやすい傾向 |
白色脂肪細胞 |
脂肪を溜め込む細胞で体温維持や内臓の保護の役割 |
褐色脂肪細胞 |
脂肪を燃やす細胞で体温上昇や基礎代謝を上げる役割 |
主に内臓脂肪は食べ過ぎによる食生活の偏りでつきやすく、皮下脂肪は運動不足と食生活の偏りでつきやすくなります。
そのため内臓脂肪は皮下脂肪に比べ比較的落ちやすく皮下脂肪より先に内臓脂肪から落ちていきます。
したがってダイエットをするには食事と運動のどちらか一方のみだと効果が薄いため内臓脂肪と皮下脂肪の両方を落とすには食事コントロール+運動が必要になってくるのです。
運動で脂肪を燃焼させるためには無酸素運動と有酸素運動が必要となります。
無酸素運動を行うことで成長ホルモンやアドレナリンが分泌され、すい臓から脂肪分解酵素の「リパーゼ」が分泌することで脂肪分解を促します。
脂肪はエネルギーと消費されるまで30分以上時間がかかるため有酸素運動で長時間運動を行うことで脂肪が燃焼されるのです。
1-2.赤筋を働かせる運動
筋肉は赤色の筋肉(以下 赤筋)、白色の筋肉(以下 白筋)、桃色の筋肉の3種類あります。
その中でも赤筋はランニングやウォーキングなどの長時間の運動の際に働き、酸素を多く必要とします。
(webより引用)
脂肪を燃焼させるメカニズムとしてリパーゼによって分解された中性脂肪が遊離脂肪酸となり有酸素運動によって筋肉内のミトコンドリアで酸素と脂肪酸が結合しエネルギーとして利用されます。
したがって脂肪を燃焼するためには酸素が必要であり赤筋が働く有酸素運動が効果的となります。
2.ピラティスとは?
2-1.ピラティスの歴史
ドイツ人従軍看護師のジョセフ・ヒューベルトゥース・ピラティスさんが第1次世界大戦時の収容所で負傷した兵士の健康・体力を回復するためにベッドのスプリングを使用し運動器具を製作しリハビリや健康増進のための運動を行ったことがピラティスの始まりなのです。
終戦後、渡米しニューヨークでピラティスを広めるためにスタジオを開設。健康に関心のある富裕層を中心に広がりダンサーやアスリートもトレーニングに取り入れるなどアメリカ全土に普及していきました。
2-2.ピラティスの種類
ピラティスは主にヨガマット上で行う「マットピラティス」とリフォーマーやキャデラックといった専用マシンを用いた「マシンピラティス」があります。
マットピラティスでは団体によって違いますが、ボールやゴムバンドといった様々な道具を用いてインナーマッスルを効かせながら動いていきます。
マシンピラティスではマシンに付いているバネで負荷を細かく調節することができ、幅広い用途でトレーニングが出来ます。
また横になった状態でトレーニングができるのでアウターマッスルを抑えた状態でインナーマッスルを鍛えることが出来ます。
2-3.ピラティスの効果
ピラティスで鍛えられるインナーマッスルは赤筋であり姿勢の保持、関節の安定、ムーブメントを行う際のアウターマッスルのサポートなどの役割があります。
女性に関しては女性ホルモンであるエストロゲンは関節を保護している靭帯などの組織を柔らかくする作用があり、ホルモンの影響によって骨盤の靭帯が緩み歪みが生じてくることがあるためインナーマッスルで骨盤を補強する必要があります。
3.ピラティスとダイエットは相性が良い
3-1.インナーマッスルを鍛えて代謝アップ
ピラティスはマットや専用のマシンで体の安定や綺麗な姿勢を維持するためのインナーマッスルを鍛えていきます。
インナーマッスルはダイエット時に重要な基礎代謝量を上げてくれます。
基礎代謝量とは1日何もしなくても勝手に消費されるエネルギーのことです。
[基礎代謝量の計算式]
ハリス・ベネディクト方程式
男性 13.3×体重kg+4.8×身長cm-5.6×年齢+88.3
女性 9.2×体重kg+3.1×身長cm-4.3×年齢+447.5
例) 男性 28歳 体重65kg 身長176cm
13.3×65kg+4.8×176cm-5.6×28歳+88.3=1640kcal
なぜ動いていなくてもエネルギーが消費されるかといいますと、心臓や脳などの臓器や姿勢を保持するための筋肉は常に働いておりエネルギーを必要としているからです。
インナーマッスルを鍛えることで基礎代謝量がアップし脂肪をエネルギーとしてを消費することで内臓脂肪や皮下脂肪が減少するのです。
3-2.ストレスによる食事過剰摂取を抑制
ストレスが溜まると間食や食事量が増えてしまうことがありませんか?
ストレスや疲労を感じると脳内分泌物質である「セロトニン」というホルモンが分泌されます。
セロトニンが分泌されると幸福感を得られ、ストレスが緩和されるのですが、セロトニンは小腸で90%、血小板8%、脳2%で生産され分泌のほとんどを小腸で行っています。
つまり、ストレスを感じて食事量が増えるのは食事を摂取し、腸を動かすことでセロトニンが分泌され、ストレスを緩和しようとするためなのです。
しかし、腸で分泌されたセロトニンは脳の門番である血液脳関門でブロックされ脳へ直接作用することはないためたくさん食べてもストレスが収まることありません。
ストレスを溜めないようにするためには適度にストレスを発散させることが大切になります。
ピラティスは呼吸を意識しながら体を動かしていくため自律神経が安定し、ストレスも適度に発散されストレスによる食事の過剰摂取を抑えることが出来ます。
4.まとめ
ピラティスはインナーマッスルを働かせながら有酸素運動を行い脂肪燃焼を高めるとともにストレスを発散し自律神経も整えることが出来るためダイエットにより適しているエクササイズの一つです。
ダイエットを本格的に行いたい方やこれからの時期痩せたい方がおられましたら当店で専門スタッフがいつでもご相談承っておりますのでご気軽にご連絡下さい!
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