お灸とは
もぐさを皮膚の上において燃やし、
その温熱刺激で病気や怪我にアプローチする治療法。
古来中国(一説にはインド)で生まれた灸療法は、
聖徳太子が活躍する以前の6世紀ごろに日本に伝わりました。
仏教や漢字、鉄器などが渡来人によって伝来した時期と同じころですね。
以降、様々な治療に用いられ、戦国時代から江戸時代後期にかけて、
お灸は日本の文化として世界に広まるほどに日本人の生活に根付いていました。
そんな灸療法も明治時代になると、日本政府が西洋医学を奨励したことにより
だんだん衰退していきます(´;ω;`)ウゥゥ
しかし!!
21世紀に入ってからは、お灸の効果が見直され始め、鍼治療とともに
西洋医学的な医療現場においても積極的に取り入れられるようになりました!
復活(≧▽≦)!!!!!
ところで、
もぐさって何なのでしょう??
温熱刺激が与えられるなら何を燃やしても良くない?
いえいえ。
もぐさは「よもぎ」のことで、漢方名では「艾葉(がいよう)」と言います。
灸はよもぎ(艾)であることで、古来より現代にまで長く伝わってきたのです。
よもぎは消炎や殺菌に優れていたり、止血作用があったり、保湿効果があったり、
内分泌系に作用して治癒力や免疫力を高める働きがあると言われ、
植物の持つパワーが強いことで知られています。
昔の人は経験でそのことを知り、活用してきたのでしょう。
端午の節句では、よもぎを軒下に飾ったりよもぎ餅として食べることで
邪気を払う風習がありますよね。
キク科の植物ですので、アレルギーがある方は用い方に注意が必要ですが。
艾という漢字には、止めるという意味もあり
病を止める植物として、よもぎ=艾葉と呼んだようです。
よもぎの葉の裏には、白くてふわふわとした綿毛(毛茸)が生えています。
この綿毛を集めてつくられるのがもぐさです。
白い綿毛にはシオネールという成分が豊富に含まれていて
リラックス効果もあります。
薬効以外の大切な特徴として、よもぎでつくられるもぐさは
火をつけても炎があがらず、他と比較して熱くなりすぎず燃焼する点です。
熱量を調整できるのです。
鍼灸は調整能力に優れていて、過不足をなくし調和をとることで
病を治していく治療法です。
お灸も熱量が調整できなければ、治療にはむかないのです。
青々としたよもぎも乾燥させてもぐさに変身すると
こんな姿になります。
これを様々な大きさにして使用するのですが、
ドラッグストアなどでも販売しているシールのついた台座灸だと
セルフケアとして簡単に取り入れられるのでおススメです。
もぐさはよもぎ。
決して 藻草 ではありません。
藻草=海藻。
乾燥させたわかめやこんぶ…。
草www( *´艸`)
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